2012年9月21日金曜日

ATOMIC REDSTER Worldcup ショップで足入れしました

新しいATOMICのブーツ、REDSTER。やっと現物を見てきました。

一般向けにも早い時期から試乗用のブーツをばんばん投入されたらしく、いろんな人から試乗の感想を聞いたり、blogで見たりしてうらやましく思っていたところです。

今シーズンはまずないと思いますが、おそらく来シーズンにはこのブーツ履いている可能性が高いので、買う前の感想を書いてみます。買った後からは、
「こんな勘違いしているんだ。ふふふふ。」
と、自分で笑っているかもしれませんが。


最大の売りは、踵に重心がドスンと乗るようになったことだそうです。
これとあわせてサイドとバックが固く、前に柔らかいと。
この10年ぐらいずっとそうですけどね。バランスがまた違うのかな?

blog的には「新世代のブーツに感激。これで新次元の滑りが実現できる!」とか書きたいところですが、劇的な感動はありませんでした。ま、所詮ショップの試し履きで、滑ってもいないのでしょうがないですが。

おそらく理由は二つ。
一つは、足の形状。
私の足は舟状骨ってのがかなり出っ張っているので、こいつがひっかかってノーマルのままブーツを履いても踵が本来の位置よりも前になってしまいます。本来の位置に踵が入らないので、重心がどうこうなんてまだ語れません。これはしょうがないかと。

もう一つは、今のブーツ。
今のブーツはSKI BOOTS R&Dの山本さんに作ってもらったATOMIC STI-RSなのですが、このブーツ自体が結構、踵にどすんと重心がのるタイプだし、前に柔らかく、サイドとバックがしっかりしていのです。つまり、チューン済みの自分のブーツがすでにその傾向があり、つるしの踵がうまく入っていないブーツをショップで履いたレベルではあんまり差違が感じられないのではないかと。


とはいえ、今私がブーツに期待している感じは満載だったので、ほかの選択肢は考えなくていい気がしました。

さて、そのほか諸々も気になったところ。

足首周りがタイトフィットで、つま先側がある程度ルーズな感じはRacetech同様でした。STIは廃止になったのでTIと似たようなモールドな訳ですが、ボリュームがかなりある印象です。STIモールドSTIブーツボードとかいう、幅を狭くする追加パーツもあるようです。ボリュームを調整するパーツですね。STIには別に狭い幅を求めていたというより、ヒンジ位置が低くなってることによる足首の動き方というか、シェルのたわみ方の違いを求めていたのでこのパーツはいらないかな。
カスタムインソール入れて、今より少し厚いX-Socksとか履けば解決しそうな感じ。

私のサイズは26cmなのですが、アッパーカフは27cmと共用のようなので、巻きとしてはかなり余裕がある感じでした。実は今のSTI-RSはカフは短いほうかも。

WC130とWC150を履き比べてきました。当然ショップで履き比べただけでは善し悪しはわかりませんが、あきらかにWC130のほうが柔らかくて、WC150はSTI-RSと同じような感触。そろそろ柔らかいブーツを履いた方がいい気もしますが、今のSTI-RSと同じ感触もほしい気もします。ここにまた一番悩むんだろうなぁ。

ボトムアップされているWC160は面倒なので履きませんでした。国内ではWC170は棚には並んでないようですね。

WC150は、バックルガードとかいろいろついててかっこいいですね。ただ、普段使いには面倒そうですが。でも、私のレベルでもSLを滑ればバックルにガチガチあたるので、こういうのあった方がいいかなぁ。


最後にちょっと批判的な感想を。
全般的にはギミックがたくさんついてて、こんなに本当に必要なのかなぁ?というのが正直なところ。
この手のパーツって、違うのはよくわかるのですが、その違いのうち、どれが本当にいいのかなんて、実はよくわからないというのがあるんですよね。
やっぱり販促的にはこういう構成がいいのかな?とか考えてしまいます。

ブーツボードの堅さを変えられるってのはありがたいようでいて、迷子になりそうですし。コンディションによって変えるというより、気に入ったセッティングがでたらずっとそれで通しそうな気がします。

さて、いつ頃買うのかな?>私。

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