2012年10月18日木曜日

軸を作る 谷に落とす その1


最近、道具と物欲の話ばかりだったので、久しぶりに滑りの話も。

「軸を作る 谷に落とす」ってことで振り返りもかねて書いてみます。

私の感覚で見いだしたもので、何かの抜粋とかではありません。

それと、私は今も昔もスキーは外足でするモノであり、内足は外足を効果的に使うために動かすモノだと思っています。そういう人が書いたと思って読んでいただければ幸いです。



さてさて、下書きしたら結構長かったので、3回に分けて書きます。

1.平面で考えてみる
2.斜面で考えてみる
3.斜面を滑ることを考えてみる




1.平面で考えてみる
我々普通は平面の上で暮らしているので、これは誰もがイメージしやすいと思います。
インラインスケートを滑っているのと同じイメージです。




まずターン中。
頭よりもずっと上に頂点がある円錐の側面を体が一本の軸になってターンをしているイメージです。上からつるされている長い軸と一体化しているので、膝下でちまちまエッジングをしたりしないで、外足を長く伸ばしてスキーに乗ります。

次に切り替え。
切り替えでは次の円錐に乗り換えなくてはいけません。
スキーヤーは切り替えで自分のスキーを追い越して、次の円錐の側面に移動します。

この単純化した絵を見ても、切り替えではスキーを身体が追い越すことは明白で、からだの前だけでスキーを操作している様に見える滑りは運動が連続しないので無理筋じゃないかと思っています。ビデオで自分の滑りを見て、スキーを追い越す動きのない場合はちょっと考えてもいいかと思います。

ただ、現実にはスキーはずれますし、ターン弧だって弧とは言いがたい形にしても滑ることはできるので、追い越しがなくてもスキーができないとは言いません。ただ、私の思うカッコいい滑りにならないだけです。


実際に滑るとなった場合の動きとしては、外足は伸ばしたまま、内足をたたむと傾くという感じで、緩斜面から練習をはじめるとわかりやすいです。
このイメージは大事なのですが、残念ながらこれだけでは緩斜面でしか通用しません。




2.斜面で考えてみるに続く。

0 件のコメント: