2013年12月31日火曜日

12/31 年末フリースキー

家族で大松に来ています。

今シーズンとしては狭山スキー場での初滑りに引き続き二日目。
妻と娘が疲れて早上がりしたあとに自分の練習です。
カメラテストも兼ねて、三脚をたてて撮影した自分の滑り。iMovieで関係ないところを削ってます。

まずは、カメラ的な話。
三脚で固定しているだけで、人間の目みたいに勝手にズームしたりしないのですから、欲張って広く押さえようとすると豆粒みたいになってしまいます。撮りたいところに狙いを定める必要がありますね。

さて、本題のスキー的な話。
うーん。動いているけど、ちょっとイメージ違うな。
正確には、理想のイメージとは違うけど、滑っていたときに感じたイメージとは一致しているのかも。
滑っているときに、
「ここで、ほんとうはこう動きたいんだよなぁ」
と違和感をもちながら滑っているのですが、今シーズン二日目の体は思うように動きません。あれ?って思っているのは一瞬ですが、こんなに大きな影響になって現れるのか。

これも滑っているときにも感じていたのですが、上に抜けちゃうんですよね。
ベンディング的な動きを入れるべきか?それとも、動く方向を気をつけるべきか。
まずは難易度低めの方向の修正だな。

でも、一番カッコ悪いのはストックワーク。
とりあえず、突いた後、後ろに跳ね上がるのはやめよう。

2013年12月29日日曜日

年末年始、大松で滑ってきます

例年通り、年越しは大松に行ってきます。
家族スキーなので、ポールはやりませんし、主に下の方で滑っています。

家族とのスキーなので比較的ゆっくり滑って基礎的なことを教えたりしていますが、これが案外自分のためにもなっていい感じです。
滑りが丁寧になるというか、基本に忠実になるというか。

天候が安定するといいなぁ。

2013年12月28日土曜日

amazon kindle購入

今更ですが、amazon kindle paperwhiteを購入しました。
9,980円なのですが、1,980円分の電子書籍購入のクーポンがもらえるキャンペーンの対象なので、実質8,000円ですね。お値段的にはお得な感じです。
昨夜ポチって先ほど届きました。

軽さとe-inkな画面の読みやすさはすごくいいですね。
mobiな電子ファイルはかなり読みやすいです。

ただ、PDFの文書はちょっとつらいなぁ。字が小さいのと色が薄いのが予想外。

2013年12月23日月曜日

娘のスキー購入 ATOMIC Jr III

娘のスキーを購入しました。
娘も受験生の端くれということで、来年はおそらく受験終了後。今年も年末年始のみになりそう。
とはいえ、本当は去年買ってあげてもよかったスキーを先送ったので、今年は約束通り買ってあげることにしました。

今シーズンの滑走日数が短いこと、前のスキーから比べて30cmも長くなっていること、をふまえてピステロッカーのスキーを選択しました。
私の好みはノーマルキャンバーのスキーなのですが、おそらく短期でキャッチアップ出来るだろうし、レースをする訳でもないのでこれででよしとしました。

中学に入ったらブーツもスキーも総とっかえだろうから、その時にってことで。

でも、このスキーもカッコいいです。
ATOMIC Redster JR III ET + XTE 045の150cm





2013年12月15日日曜日

スキーはスポーツ、競技スキーは競争

やっぱりスキーには「ひねり」と「上下の動き」が必要なんです。」

なんて書いたので、昔話を。

もう20年以上昔のことです。
時に、オーモットやフルセトが活躍し、ノーマルスキーでカービングをしていた時代です。
当時は、12月に見谷昌禧先生の指導を受け、2月に矢口富士郎先生の指導を受けていました。

2月の矢口先生の指導を受けていたときのことです。
宿の囲炉裏ばたで話した感じでは、当時の矢口先生は、スキーブームでわんさか訪れる下手な学生にはあまり興味もなく、地元の子供を指導してオリンピックに送り込むことにやり甲斐を感じていたようです。なので、僕らの練習でもそれほど何かを言うことはなく、大事なことだけちょっと説明し、いつもニコニコ、褒めてのばす、って感じの人でした。

とはいえ、こっちは一番大事なことを言われようが、そしてそれができいなかろうが、いろいろ試してみたい時期でもありました。
私は、体力には自信はないけど、バランス感覚には自信があるし、そこそこ器用だと思っていました。なので、それを活かして、できるだけ動きを小さくして重心移動だけでレールに乗るように滑ってみれば速いんじゃないかと思ってみました。今で言うレールターンですね。当時のスキーだって、ポジションよく乗れれば切れたんです。すごいシビアでしたが。

これで体力自慢の人に抜け駆けできたら最高だと。(あれ?昔からこの発想だな)

いろいろ考えてポールを滑ってみたところラインはきれいだし、ずれた感触はありません。
振り返るときれいなシュプールが残っています。

まさにドヤ顔して矢口先生のところにアドバイスをもらいにいきました。

が、普段ほめることしかしない矢口先生が饒舌に語り、全否定。

「そんなのただ落ちているだけで何にもよくない。
 競技スキーってのは競争なんだから、全身を使って速く滑り抜けないとだめなんだよ。
 スポーツなんだよ。休んでる方が速いってことはあり得ない。
 体中を全部使って汗をかいて降りてこなくちゃダメだ」

これにはかなりびっくり。

実は青氷の菅平でもスキーを止めるとずれだすということはよく体感していたので、それとあわせて、私は体を動かす方向でスキーを考えるようになったのでした。


さらに、矢口先生には、
「早く谷側に移動して、落ちる方向に力を入れるだよ」
とも言われましたが、当時はよくわからないまま、「はい」って答えたのはよく覚えています。
当時はできたり出来なかったりでしたが、ここ5年ぐらいでやっとわかってきた感じがします。

シーズン始めはゆっくりと正確に

先日は狭山とはいえ、初滑りをこなしてきました。
本当はもっとたくさん滑りたいのですが、そうもいかないわけで。
KNJさんが撮ってくれたビデオで悶々といろいろ考えて過ごしています。


まず、前回も載せたドリルの滑り。

次のターンの内側に早いタイミングで移動したいということを考えて滑っています。

ところが、ビデオで見ると早いのはタイミングではなくて、動作だけ。
しかもいい意味で早いのではなくて、慌ててカクっと動いてしまっている感じがします。
もっと言えば、動き出しが遅れて間に合わないから慌てて動いているというのが実態。

本来やりたいのは、早いタイミングからゆっくりと大きな動作をするってことです。
そして、腰からのひねりをもっと使いたい。

キーワード的には雑誌に載っている流行と逆行しているのも、過去「ひねり」を意識した指導の弊害で上達できなかった人がいたのも承知の上ですが、CSCFのビデオやWorldcupの動画を見ていると、やっぱりスキーには「ひねり」と「上下の動き」が必要なんだと自分では思っています。

あとは、やっぱりレールターンでスキーのカーブと自分の中の感覚を合わせるのが足りないので、スキーを振り回してしまっていますね。雪がよくないとはいえ緩斜面なんだから、丁寧にフルカービングで滑りたいところです。

ビデオは再掲


最大の欠点は、ストックをもつと上下左右にバランバランになることなのですが、その動画は恥ずかしくてお見せできません。


2013年12月1日日曜日

狭山スキー場で初滑り

毎年恒例の狭山スキー場での初滑り。
2時間滑って帰ってきました。
メンバーもここ十年ぐらい固定。今日は若手が参入して平均年齢がぐっと下がった感じでした(笑)
外のスキー場がオープンしたせいか、午前中はそれほど混んでいませんでした。


初滑りの動画なんてカッコ悪くて見せられないのですが、ちょっとだけ載せてみます。一応、この日、一番の滑り。







ドリルの滑りなんですよね。これが一番足が動いています。
他の滑りをすると軸がぶれちゃって力が逃げちゃいます。


シーズンの始めでは、いつもはレールターンを徹底的にやってポジションとスキーのカーブを自分の体に思い出させることから取り組むのですが、今日はいつもと違うことをあれこれ試してしまいました。
滑っている時は足が動いていいかと思ったのですが、ビデオを見て思ったのは、やっぱりレールターンからだな、ということ。
ポジションがいまいちだから足が伸びないですね。中間姿勢から中間姿勢みたいな滑りで縮こまってしまっています。やっぱり途中をはしょってはダメですね。

2013年11月22日金曜日

Mavericksにしてみました

Macのお話です。

無料になったAppleのOSですが、初期バージョンはいろいろ問題があるようで腰も引け気味でした。

が、好奇心に負けてアップデート。

Parallelsもバージョンアップしておいたので特に問題はありません。
意外とあっけないです。そのかわり、あまり使い込んでないせいか、差分もよくわかりません:-p

2013年11月15日金曜日

キレとズレってどこに区別があるの?

キレとズレってどこに区別があるの?ってタイトルにありますが、別物ではなくて同じ滑りで加減が違うだけ、っていう風に滑りたいなぁと常々思っています。

Rockfaceさんのblogにそれに近しい記載があったのがうれしくてリンクを張ります。



ずらしの発展 - Pivot系ドリル

2013年11月10日日曜日

CSCF World2014が買えない!

毎年、友人のKNJさんに頼んで共同購入していたCSCFが、今年から会員向けの販売しかしない、ということになり簡単に買えなくなってしまいました。

KNJさんのblog

さぁ、困った。
10年近く、毎年楽しみにしていたものが無くなると寂しいなぁ。
とりあえず、翻訳版なしと書いてあるので、簡単に翻訳してみました。

CSCF On-Line Store - for CSCF and CSIA Members Only
Friday, 08 November 2013 10:01
There are no translations available.
翻訳版はありません。
The CSCF on-line store is now available only to CSCF and CSIA members in good standing. The reasons for this are:
CSCFオンラインストアは、今後CSCFとCSIAの会費を納めている会員向けとなります。理由は以下の通り。


1. the costs of international shipping, taxes, etc. are high, depending on the destination. Even with high shipping fees charged back to the customer, international sales have not been economic for the CSCF. Most international sales have been to non-member customers.

1.海外向けの発送コストや税金等は、宛先ごとに異なりかつ高額です。仮に高額な発送費等を購入者に請求したとしても、海外向けの売り上げはCSCFにとって経済的ではありません。ほとんどの海外向けの売り上げは、非会員向けです。

2. CSCF is a member-based organization and is constantly looking for ways to add value for members. All members in good standing, including those who are living abroad can buy from the CSCF on-line store.
CSCFは会員からなる組織であり、会員向けの価値提供を目指しています。海外在住者を含む会費を払ってる全ての会員は、CFSFオンラインストアから購入が出来ます。

2013年10月4日金曜日

CSCF World 2014 PreviewがYoutubeに!

CSCFFESCTVからメールきた!もうすぐ冬ですね!

World Cup Ski Racing Preview 2014

うまく検索できないのでリンク張っておきます。



2013年9月28日土曜日

Time Machine 初期バックアップやり直し

Time Machineの初期バックアップを有線LANにつなぎ変えてやり直しています。
当初無線LANでつないでバックアップを作成していたのですが、全体238GBのうち、200GBを超えたあたりから進まなくなってしまいました。
断面を保持している訳でもないのに、途中、中断再開も繰り返したので、上手く行かないこともあるのかな、と思い、たいした原因分析もせずにやり直すことにしました。

我が家は100MbpsのLANですが、無線LANよりずっと安定して動いているようです。
アクティビティモニターで見ると、100Mbpsに対して70%-80%ぐらいの帯域使用率で動いています。

今度こそ上手く行くといいな。

2013年9月24日火曜日

BuffaloのNASでMacのTime Machine導入

タイトルの通りなのですが、Mac Book Airのバックアップを取りたくてTime Machineを導入しました。

でも、AppleのTime Capsuleは、かっこいいけど高いので断念。WiFiもいらないし。
手持ちの無線LAN環境にBuffaloのNASをつないで構築することにしました。

ネットで下調べすると、USBで接続したローカルディスクやTime Capsule以外のNASでTime Machine環境を構築するのはなかなか大変そうです。
ところがBuffaloのNASが「Time Machine対応」をうたっているだけあり、Webでぽちぽち設定をするとすぐに動き始めました。なんてすばらしい。

接続用のアカウントを作る。
afsを有効にする。
Time Machine関連のファイルが他のファイルに混ざらないように共有フォルダを切ってあげる。
これだけで使えるようになりました。(記憶で書いているけど、本当かな)

とりあえず、バックアップ開始。

200GB超あるので、WiFiで一晩放置しましたが、半分ぐらいしか終わりませんでした。


我が家の場合、まず、有線の口を確保するところから始めないといけないので、手を抜いて無線でやりましたが、やっぱり有線でやった方がいいですね。すくなくとも初回は。

2013年8月12日月曜日

購入時と実走時のギャップ

すさまじいばかりの暑さですね。

早い人はもう終わっていると思いますが、マテリアル選定に向けて悶々と楽しむ季節です。
そしてそんな私達を狙っていろんな広告がとびかっていたり、ショップでいろんな話を聞いたりします。

そういう情報がたくさんあろうとも、いざ雪上に出ると、
「こんなはずでは...」
と思うような残念なこともしばしば。

ご多分に漏れず私も失敗も繰り返してきたわけですが、それを振り返って気がついた傾向の話を書いてみようかと。忘れた頃に自分がまた失敗しないように、未来の自分への伝言みたいなものです。


前置きおしまい。


さてさて、マテリアル選定のイメージを図にしてみました。
感覚論なので曲線の具合は雰囲気で読み取ってください。

お店にいるときの期待感は黄色いグラフの感じです。

「お、こんなすごいのか!こんなの今まで感じたことがない!」
「あれ?ターン中にこんな感覚来たらやばくない!?」
という感じで、違いを感じる自分に特殊な才能でもあるかのように興奮します。
で、刺激があればあるほど素敵な効果があると期待します。


ところが。
実際に滑ってみると、
いいと思っていた刺激的なパーツは痛かったり、過敏で扱いきれなかったりすることが往々にしてあります。逆に、そうでもないと思っていたパーツがじわじわとその効果を発揮していたのに地味に気がついたり。
実際に滑った後の感覚は緑のグラフの感じです。


要は私の想像力とか購入前テストが足りない訳なのですが、
まぁ、素人はなかなか購入前テストは出来ないので想像力頼みになってしまいます。

もう一つは、広告とかショップの売り方も、
「買った後のことは知らないよ」
とばかりにショップでの刺激重視で黄色グラフのような売り方をするところが目につくんですよね。

なので、想像力の中でも防御力を高めておかないとなりません。

変なの買うと、お金も、それを使って滑ってしまった時間ももったいないです。

踊らされず、冷静に判断するって話ですね。なかなかできませんが(苦笑)

2013年8月10日土曜日

WiFiは5Ghzのほうが目に見えて速い

えーと、掲題のとおり。以上。

なんです。

オフィスの見通しもいいし、2.4Ghzは補助でいいのかな。
SSIDを替えて選択的に利用できるようにするか。

HDDの消去

会社で使っている古いサーバの廃棄に伴いHDDを消去しています。

世の時流もありますので今となっては普通のことかもしれませんが、弊社のHDD廃棄基準もご多分にもれずなかなか厳しいです。
単にフォーマットするだけではなく、変則的なことをしたとしても読み取りが出来ないように、物理破壊するか、社内で認定されたツールで消去し、エビデンスを残す必要があります。

物理破壊はできないと思った担当者に相談されて、古いサーバのHDDをDBANなるツールで消去してみました。

0を書いて1を書いて0を書いて、と3回書いて書いて書くという処理を全セクタにするのですが、
300GBを3本やっつけるのに40時間とか50時間とかかかります。
全部で10本やっつける予定なのですが、結構大変だなぁ。


仕掛けて放置するだけなのでほっときましたが、こんなに時間がかかるとは。
分解してハンマーでプラッタをたたき壊す方が手っ取り早い気がします。
ただ、変形して傷ついたプラッタからデータを読み取ることが論理的に不可能なのかどうかはわかりませんので、なかなか簡単には割り切れません。

どうせ待っているだけなので安全な方法でやっつけます。古いサーバがうるさいのは我慢して。


2013年8月1日木曜日

錆びた

手持ちのスキーはシーズン終了時に全部ベランダでチューンして、家の奥深くに保管しています。
ただ、SLスキーだけは部屋の目の届くところに置いてあり、時々、

「角はかっちり出ているし、爪でなでてもコツコツ言わずに滑らかだ。
やっぱ、オレ様のチューン、素人にしてはかなり素敵なんじゃない!?」

と自己陶酔的にエッジをなでたり触ってたりしました。

ところが。
昨夜ふとスキーを見たら、エッジがうっすらと錆びているんですよねぇ。
あんなにぴかぴかだったはずのに。
触ったところだけが!

そうか。やっぱり触った分だけ手の脂とか水分とかがついちゃうんでしょうね。
素人丸出し....




ちなみに、家の奥深くにあり触っていないものはピカピカでした。

2013年7月16日火曜日

今年のKANDAHAR RACING FREAKもらってきました

ココにあるとおり、カンダハーの今年のカタログがすでに配られています。
私も出遅れましたがもらいに行ってきました。


カンダハーのWebに電子版もありますが、私自身が古いのかやっぱり紙媒体がじっくり楽しめます。ついでに各社のカタログももらってきて見比べてみたりして楽しんでいます。
メーカーの掲載順とカンダハーのカタログの掲載順が違ったりしているのはなかなか面白いですね。

この表紙にもあるとおり、来年の目玉はやっぱりドーベルマンのブーツかな。自分で使うかは別ですが。



2013年6月24日月曜日

ATOMICのセミナーがあったそうな

Act Sports Gearさんのblogに紹介されたATOMICのセミナーの様子。

選手のブーツのフレックスとか。興味深いなぁ。

2013年6月23日日曜日

平澤岳さん、さすがわかりやすい

わかりやすいなぁ。
指導論というのは難しそうに力学を語るのではなく(しかも力学を騙ったウソ、間違いを語るのではなく)、こういう内容のことを言うのだろうと思います。

平澤岳 「第一回セミナー USTREAM録画」

あんまり、なんとか教程には触れないようにしようと思っていましたが、スキーヤーを上手くしたいのか、商材を作りたいのか、目指すものが違うと物言いがこんなにも違うんだなぁと改めて納得。

私、成績は悪かったのですが一応理系で力学も勉強したので、よけいに頭に入らないんですよね。めちゃくちゃなモデル化で誤った言葉の定義で力学風に話されると。そして、それを起点にさも何かがあるかのように語られるのも無理。

わかってもない力学なんて使わず、
「自分の経験則でこれがいい!」
とか言われた方がよっぽどすっきりします。

スキー教師はなぜ自分に自信がないのだろうか?
検証する仮説は、素人の思いつきじゃなく、現場の経験則のほうがずっといいんじゃないの?と思わずにはいられない。

2013年6月11日火曜日

MIKAELA SHIFFRINいいね!

手元にあんまり研究素材もないし、CSCFの新作はまだでしょうから、世界選手権のビデオを見ています。

ヒルシャーのアクロバティックなSLとか、リゲティのすんげーGSもいいのですが、イメトレにはシフリンの滑りもいいなぁと。すごく基本に忠実というか。
私が今自分でやりたいことの参考になります。

昔からCSCFでも女子選手の方がわかりやすく感じることが多かったのですが、このオフはシフリンかな。
いや、リゲティのビデオも見ますけど。



すねが平行で、腰がぐいっとはいっているのが好き。



腰からくの字。股関節をしっかり使う滑りをしたい。


足がしっかり伸びて、腰がその上にのっかてる感じ。



画像はgoogleイメージ検索からの拾いものです。




久々にSJ誌購入

R30/R35の記事とブーツの特集に釣られて今年1冊目のSJ誌を購入。

R30/R35の記事は、基本に忠実な内容で好感が持てます。
最近、「無駄な動きを無くす」と言って動かないことがよいことのように語られることもある中、「自分から大きく動いてスキー板に働きかける」という原点回帰というか、スポーツとして当たり前の話がページを割いて書いてありいい感じです。
あと、ライン取りの話もR>27とR>35でターン後半は同じで、ターン前半の作り方が違うという話も、非常に基本的な話ですがこれも丁寧に書いてありいい感じです。

ライン取りはいつもの自分が考えていることと共通性があったので、ちょっと別エントリにも書いてみます。


ブーツの記事は、こんなものかなぁ。
感じたのは二つ。
一つは、「フレックス値150って数字はどういう意味なのでしょう?」ということ。
ATOMICの「150というフレックス値でありながら柔らかい」という評価がありました。
有識者が履いても150なの?って思うということですよね。
これは、
「今まで150を履くような人もこのくらい柔らかいブーツを履いた方がいい」
という意味なのか?
それとも、
「150ってプリントすると売れるから150って書いとくけど、どうせ履きこなせないんだから柔らかくしておくね」
ってことなのか?
後者はちょっとひねくれた考えなのかもしれませんが、どうなんだろう?

もう一つは、やっぱり店頭でもいいので自分の足を入れた方が情報量増えるということ。
こんな記事を見ただけでブーツ選んじゃダメなんだろうなぁってことです。
自分の滑りを知っているコーチに相談するとか、プロショップの人と相談するとか、自分で足を入れてみるとか。そういう手間をかけたほうが買う前だってずっとわかるんだと思うんですよ。
私がブーツマニアだからそう思い込んでいるだけ、という可能性も否めませんが、たぶん、そんなことないと思います。


あと、この時期のスキー雑誌はタイアップと思われる記事が多いですね。
商品情報が載っているのは嬉しいのですが、そういうのはちゃんと「タイアップ」って書いてほしいなぁ。

2013年6月2日日曜日

ブーツのサイズ

久々にブーツの話。
#乱文だったので加筆修正しました(2013/06/03)



SG誌に連載されているR&Dの山本さんのコラムで、「同じ機種でもサイズが違えば、まったく違うブーツと考えたほうが良い」という話が出ていました。
これは何度か山本さんから直接お聞きした話も含めて、他にも面白い話があったので書いてみます。


ブーツの設計開発を行う場合には、設計上基準となるサイズというのが存在するそうです。
具体的にはブーツのターゲットとなる選手とかテスターがいて、そのサイズで開発を進めるのだそうです。そこでいったんの完成をみてから、各サイズへ設計を展開するのだそうです。

各サイズへの設計を展開するのは、基準サイズの相似形で作ればいいと思いきや、これがそうは簡単にはいかないのだそうです。理由は、相似形に変更できない制約がたくさんあるためだそうです。

制約の代表例は、ブーツソールと素材。

ブーツソールは、SG誌の記事にもあったとおりです。
少し補足すると、ビンディングのコバの高さが決まっているので、サイズにかかわらず同じ厚さのブーツソールが装備されます。つまり相似形には作れません。
このため、小さいブーツの場合は、全体のボリュームに対して相対的に分厚いソールがつき、大きいブーツの場合は、全体のボリュームに対して相対的に薄いソールがついてるということになります。
なので、ブーツのボリュームに対してソールが薄かったり厚かったりするので、ソールの硬さも硬めになったり柔らかめになったりとなるわけです。

次は素材。
こっちは相似形には作れます。ところが、厚さを調整しても、同じ素材を使っているので、単純な相似形では狙ったたわみ具合にならず、思ったより硬くなってしまうんだそうです。

上記に加えて、ちょっとブーツにこだわった人なら知っているように、製造コストの問題もありロアシェルは1cm刻みでハーフサイズはインソールで調整されていたり、アッパーカフは2サイズで共通だったりすることもあります。これは山本さんから直接は聞いていない私の推測ですが、製造原価も、設計に対する大きな制約なのでしょう。

ということで、実際には基準サイズをもとに、いろんな制約をふまえつつ、設計開発者の経験とか感性とかテスターのフィードバックも加えてできるだけ同じフィーリングが得られるように設計しているのだそうです。また、工業製品なので、感性だけで決まることはなく、3次元モデリングとかを利用した検算がなされて最終形になるのだそうです。

作る側の視点に立つと、ユーザの想像以上にいろいろ難しいことを考えているのだと思わされる訳であります。


さて、コラムにあったサイズ違いは別物に感じるかも、という話ですが、
「知人の意見を参考にする際にもサイズ違いを注意する必要がある」
という話もありますが、加えて言うのであれば
「自分で異なるサイズを履き比べる際にも別物だということに注意する必要がある」
ということになるのでしょう。

サイズ選びはなかなか奥が深いですね。
この、サイズが違えば別モデルとして考える、に関連する私の体験は、
スキーブーツR&Dで作ったブーツの特徴 その7
のコメント部分に書いてみました。


興味のある方はどうぞ。

2013年5月28日火曜日

自分用のメモ tftp

ルータのConfigやファームウェアをアップロードしたりダウンロードしたりするのに使うtftpですが、
他に使うこともないのですぐ忘れてしまいます。

ということで、Mac OSXからのやり方のメモ。


普通にコマンドラインからコマンドをうつ場合
$ tftp
tftp> connect x.x.x.x
tftp> binary mode
tftp> get config/PASSWORD
tftp> quit


コマンドファイルを用意して標準入力からバッチ処理的にやることも可。

こんなファイルを用意して、
$ cat cmd.txt
connect x.x.x.x
binary mode
get config/PASSWORD
quit

標準入力から流し込んで
$ tftp < cmd.txt
としてあげてもよい。

20年前に覚えた30年前のテクニックだけど、今のMac OSXでも使えるところがすばらしい。

2013年5月27日月曜日

YAMAHA RTX1100 でVPN(L2TP/IPsec)

今更、、という感はありますが、YAMAHAのRTX1100でL2TP/IPsecを設定してみました。

YAMAHAのRTX1100というのは昔発売された小中規模向けの業務用ルータで、我が家でインターネット接続に使っています。コマンドラインで設定するのはちょっと面倒ですが、少し変わったことをするのにも小回りが効くのと、性能面で安定しているので使い勝手がいいです。

さて、だいぶ前に販売終了したにもかかわらず、昨年(2012/05)新しいファームウェアが出てVPNのPPTPやIPSecだけじゃなく、L2TP/IPsecも動くようになりました。

PPTPよりもセキュリティが強化されるそうですし、Macからつながるようにしておくと便利かも?と思い設定しました。まぁ、家につながってもそれほどうれしくはないのですが。

基本的に、YAMAHAのページに従って設定。

  • Mac OSXがmschap-v2に対応していないようなので、mschapを選ぶこと。
  • 我が家はPPPoEなしのCATVなので、サンプル設定とNATの設定がちょっと違うこと。

この辺りがポイントでした。

ソースコードやconfigファイルをかっこ良く貼付ける方法がわからないので、ソースはなし。欲しい方はコメントつけてください。

2013年5月25日土曜日

ATOMIC 2013-2014 カタログ

ATOMICのInternational Siteで来期のカタログを発見。
でも、海外製品が全部入ってくる訳でもないし、FISモデルもないしデモモデルもないので、ちょっと残念。
カタログはこちら。

2013年5月22日水曜日

マルセルヒルシャーのSLスキー

ATOMICのInternational Siteからの拾いものの画像



プリント的にマルセルヒルシャーのスキーっぽい。ちゃんとBIONIC構造だ。



ターンばかりしているSLスキーだからエッジの際だけグラファイトソールにすれば大丈夫なのか。


製品版は、普通のデザインソールみたいですね。(2013/05/25追記)

Nordica Doberman Collection 13/14

Youtubeで発見
ノルディカ ドーベルマン情報

リンクがうまく見つからなくて、URLにパッチしたので静止画面がおかしいかも?です。

2013年5月19日日曜日

pythonを勉強する

LLを一つ覚えようと思って、perl ruby pythonで悩み、pythonにしてみた。

プログラミング言語を覚えるのって賭けですよね。
しばらくの間はちゃんと廃れずはやってくれててないと困るし。

プログラミングに対しては自分のセンスを全く感じないのですが、この手のは何か使えないと困るので気分転換に勉強する。

rubyと悩みましたが、googleでも使っているということと、出自が教育用言語ということで可読性のよさを期待。

ちなみに、Mac OSXにはrubyもperlもpythonも入っているんですね。
Xcode入れたからかな?


2013年5月13日月曜日

ATOMIC RedSterの前傾角

またもやブーツの話。
さすがに履いて滑っているときが一番楽しいことは間違いないのですが、滑れないこの時期はブーツは何にしようかなぁと選んでいるときが一番楽しいのかも。


今のところ、次のブーツの本命と思っているRedSter。
ちまたのポジションが高いとか踵よりのポジションがどうこうという話があるにもかかわらず、思ったより前傾がきついと感じるのは何故だろうと考えながらブーツを眺めていました。
はたと気がつくと、アキレス腱の部分の金属パーツ(写真の赤丸部分)が、RaceTechとは似てはいるものの明確に違いがあるではないですか。

よく見ると、RedSterブーツは、金属パーツとロアシェルの間(赤い矢印が指す部分)に隙間がありません。あれ、そうなんだ。


(画像は拾いものです)

Race Techのアキレス腱の部分のパーツは、上下に調整可能で、ロアシェルにくっつける位置と、ロアシェルと隙間を空ける位置を選ぶことができました。


(画像は昔のblogの使い回しです)

RedSterもRaceTechもロアシェルの立ち上がりのカーブに併せてアッパーカフをセットするとロアシェルにくっつける写真左のセッティングで十分な形になっています。

にもかかわらず、RaceTechで雪上で履き比べたところ、写真右の遊びのある方(つまり、ロアシェルの前傾角よりアッパーカフが起きてしまうような動き方ができる方)が滑りやすかったです。

これがRedSterを履くと、前傾をきつく感じてしまう原因かな?と想像してみたり。
さらに、私はこの前傾が深いまま固定されてしまう左側のセッティングがあまり好きじゃなかったことも頭をよぎります。
うーん。このブーツ、私の好みのタイプなのだろうか。

今年は山本さんに相談したいネタがいろいろたまってきたかも。

RaceTechでの履き比べの話はこちらで。


ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ
ATOMIC Race Techのアキレス腱のパーツ その2


例によって、道具オタクの素人があーだこーだと妄想しているだけなので、あまり真に受けないようにご注意を。
履いてみたら「ぷぷっ。そんなどうでもいいことにこだわってアホですねぇ。自分」とか思っているかもしれません。というか、そのギャップを楽しみたくて書いている部分もありますので。

2013年5月7日火曜日

カンダハーのアウトレット店

ちょっと宣伝ぽい話ですが、なかなか面白そうな商品が並んでいたので書いてみます。
ちなみに私へのキックバックはありません(苦笑)

品質が怪しいとかではなく、出所がちょっとワケアリな感じで、現物限りというのがアウトレットの由縁なのかな。

お店のWebにも載せられないそうなので、商品一覧のページに載ってないものもあれこれありました。ここでも某メーカーぐらいにしか書かないでおきます。


■某メーカーのスキー
選手用のGSスキーをベースに、基礎スキーの選手向けにサイズダウンをし、プリントを基礎スキーモデルと同じにしたもの。
バブルの頃ならともかく、今時こんなの作るんだなぁ。
あおっただけでもしなやかでいいです。
ちなみにスキー単体。プレドリルもプレートなし。


■某メーカーのジュニア選手用ブーツ
プリントは150とか書いてあるけど、フレックスは90だそうです。
昔、ブーツフレックスの数字について書きましたが、これもそうとうメチャクチャですね。


■某メーカーの選手用ブーツ
いわゆる「カタログ外モデル」の選手用ブーツ。
僕ら一般人もお金を出せば買えてしまう「普通の選手用」ではなく、選手じゃないと手に入らないはずの選手用。


その他いろいろ。

こういうレアもの好きな方はどうぞ。

2013年5月3日金曜日

SALOMON X LAB 140 2013 ショップで足入れしてみました

市販の選手用じゃない選手用のSALMON X  LAB Mid 2014に足入れする機会がありました。選手に配ったあとに余ったものが流れてきたものらしい。
見た目の違いは、ヒンジ部分。カント調整の仕組みがATOMICのRace Techと同じになっていました。

履いた感じも見た目もATOMICのRace Techそのもの。
なんかコレもいいなぁ。
新品で買えれば文句ないんですけどね。
これ2012製造の2013モデルだからなぁ。

SALMON X LAB Soft 2014 ショップで足入れしました

これもショップで2014モデルの現物をみることができたので足入れしてきました。

見た感じはRace Techベースのブーツ。

このブーツ、本物の選手用に近いのかもしれないけど細すぎて足が入らない。
年々、ブーツのボリュームというか形状が改善されてそれなりに足が入るようになってきたと思っていたのですが、久々にどうにもこうにも足がねじれてどうにかなっちゃいそうなブーツを履きました。

例によってR&Dに持って行けばどうにでもなるのですが、これは手強いブーツだなぁ。私の足だと山本さんのところに持って行かないとどうになる気がしませんでした。

しっかり面倒見てくれるところじゃないと手が出せません。

まぁ、そういうブーツですけどね。


ATOMIC REDSTER WC150 2014 ショップで足入れしました

一部サイズだけですがショップで2014モデルの現物をみることができたので足入れしてきました。
去年も書いたのですが、お店で足入れてしてあーだろうかこーだろうかと妄想するだけなんですが、実際足を入れるとあれこれ感じることは確かです。ほんとうは雪上で履きたいところですが。

履いてきたのはRedSter WC150の2014モデルと2013モデル。
それからWC170の2014モデル。




まずはRedSter WC150

見た目としては、ロッキングバックルやバックルガードが標準装備じゃなくなってました。かっこいいけど特にロッキングバックルは実際のところ面倒ですよね。グローブで操作するんだし。このほうがいいかも。




履いてみると全体的に狭くしたのかフィット感がいいです。
Race TechのTIと同じようなボリューム感に感じます。STIほどの細さじゃないです。
去年感じたボリュームに対する私の不安感は解消されました。

このボリュームの変更で、ショップ内で2013モデルと履き比べてみても2014の方が前への感触がしっかりしているように感じます。これは滑ってみれば結構違いそうです。


次は、比較のためにRedSter WC150の2013を。
勘違いじゃなくてこっちの方が緩い。なるほどなぁ。
人によってはこっちのボリュームが好きな人もいるかもしれませんね。やっぱり前への感触はこっちの方が柔らかい。

最後にWC170を。
オーストリアやUSなどでは去年からあったWC170ですが、2014から国内でも売るそうです。当然のように購入対象外のオーバースペックなのですが、話の種に履いてきました。
見た目としては、INJECTION LIFTなのが違う程度。
でも履くだけで大変。硬いなぁ。
これだけ硬くても足首前に動きます。

ATOMICはRaceTechの初期モデルから数えて来年で10年かな?ドーベルマンもどきでスタートしたのに、足首が動く方向で進化してきたような気がしました。

来期はボリュームを絞ったので2013よりは硬くなった感じがするかも??


例によって、実際に雪上で履いたら「アホなこと書いてたなぁオレ」って思う可能性大の内容であることはお忘れ無く。

NORDICA ドーベルマン 2014 ショップで足入れしました

2014のブーツでは、ここにも書いた通りドーベルマンに注目していたのですが、ショップで現物をみることができたので足入れしてきました。

このブーツやばすぎです。
お店で足を入れただけでもうすごいです。
これで滑りたい、、、って思わせる完成度。
もう購入してGWに滑りにいっている人がいるとき来ましたが、それも納得です。
見た目も初代ドーベルマンみたいな格好良さがあります。

私が履いてきたのは、WC150のサイズ7。
もうEDTももう一声がんばって完全廃止にしてくれればさらにいいのですが、とりあえずショップで足入れしただけなら全然気にならないレベルになっていました。(アルミの頃はショップで履いた瞬間、硬っ って感じだったので)

インナーはガムフローが追加されているそうで、すごくあたりがいいです。
狭いはずなのに足になじむラストのカーブ。
履いているだけで気持ちがいいです。(舟状骨はあたるけど)

ただし、シェルはかなりタイトなのでチューンで足の向き、ジオメトリはきちんと合わせないと使い物にならないと思います。
それと、足首が前にたくさん動くタイプではありません。WC150なんてびくともしません。
ネットでビスを抜いたり、スリットを入れたりといろいろやっている情報も見ますが、本質的にラングみたいにたくさん足首を動かすイメージで滑りたい人には向かないのでしょう。

久々にブーツはいただけで感動しました。

たぶん、たっきーさんあたりも物欲が刺激されてやばい物件だと思います。

2013年4月29日月曜日

2012-2013 スキーシーズン終了

GWにも1日くらいは滑りたいと思っていましたが、日程確保できず。
今シーズンは終了。

今シーズンは思った以上にたくさん滑ったけど、フリースキーをもう少し重視したい。
ポールは楽しいけど、そればっかりじゃ滑りが変わらないんですよねぇ。
来シーズンに向けては、ベーシックなフリースキーをしっかりやりたい。

2013年4月28日日曜日

Mac OSXでスクリーンショット

画面全体を撮るときは、command + shift + 3
選択範囲を撮るときは、command + shift + 4
ここまでは知っていたのですが、ウインドウ単位にスクリーンショットをとる方法を知ったので忘れないようにメモを。

command + shift + 4 とした後、spaceを押すとアイコンがカメラに代わり、ウィンドウを選択するとウィンドウ単位でスクリーンショットが取れます。

まだまだMacの基礎スキルが無いなぁ。

同じようなことをするのに、標準のGrab.appもあるそうです。

Mac OSX でDVDを焼く

そこら中にある話ですが、Mac OSXでisoイメージをDVDに書き込む方法のメモ。

いわゆる「DVDを焼く」ってやつですが、今回は手持ちのisoイメージを書き込むだけなので、isoイメージの作成方法とか、既存のDVDから抜き取る方法の話はありません。

使うのはOSの標準機能。とりあえず、isoイメージをDVD-Rに書き込むだけならOSの標準機能で簡単にできるんですね。

■構成
(1) ハードウェア
 Mac Book Air 13 2012mid
 Apple USB Super Drive
(2) ソフトウェア
 Mac OS X 10.8.3
(3) 媒体
 DVD-R

■やり方
(0)事前準備
isoイメージは、HDDのどこかに格納されているとします。
USB Super Driveを接続します。

(1) ディスクユーティリティを起動
LaunchPadで「ディスクユーティリティ」と打ち込むと出てきますのでこれを起動。


(2)ディスクを作成
「ディスクを作成」をクリックし、「ディスクを作成するイメージを選択」ダイアログを表示。
isoイメージを選択して、「ディスクを作成」をクリックします。


(3)ブランクDVDを挿入
ブランクDVD-Rを挿入して、「ディスクを作成」をクリックして、

焼き上がりを待って完了です。







2013年4月20日土曜日

Mac OSX でUSB経由でRS-232Cを使う

ルータとかにRS-232C経由でつなぎたいこともあるのですが、さすがに今時のノートパソコンだと、MacじゃなくてもRS-232Cはついていません。
ということで、RS-232CからUSBに変換してくれるSerial Converterなるケーブルを使っています。

手持ちのコンバーターはWindowsパソコンしか使っていなかった時に買ったのでMac対応なんて考えてもいなかったのですが、幸いFTDIのチップが載っているもので、ここからドライバをダウンロードしたらつながりました。

あとは、screenやcuでつなげばOK。

ストックの長さ その5

しばらく落ち着いていたストックの長さ

やっぱり長いかと悩みが再発。
ストックの長さ その4では、切るよりもフォームだな、という結論を出したのですが、やっぱり切ろうと思います。

長いと感じたのは、
フリーススキーでのバリエーショントレーニング中と、ポールの中。
あれ?いつもダメってことか?

バリエーショントレーニング。
ターン前半で腰を内側に入れて身体を落としていく練習をしていて、ノンストックだと上手く傾いて深いターンができるのに、ストックを持つと突いたストックが邪魔して下に動けない。ストックの付き方が悪いというのもあるのですが、どうにも長い。


ポールの中。
ストック突くとなんか上に抜いちゃうんですよね。
こっちもストックの付き方が悪いとのもあるのですが。

もうGS、SLともに2cmずつ切ることにした!

2013年4月12日金曜日

平澤岳さんのblog

お友達のmrrnさんのblogで紹介されていましたが、平澤岳さんのblogにいいことが書いてある。

普段私が、エラそうにというか、お節介にもというか、あちこちで
「こうして滑った方がいい」
と言っている内容とほぼ同じで安心した。



そうです。
アルペンで勝つため、もしくは、スキーをスポーツとして楽しむのであれば、
スキーはたわませてないとダメだし、そのためには動かなくてはならいのです。

動かない方がいいなんてありえません。

2013年4月7日日曜日

上手くはなっているんですよ、と思いたい

(タイトルをちょっと修正)

古いVHSのビデオをデジタル化してみた。もっと古いのもあったのに、原本を捨ててしまった上に、操作ミスでHDDレコーダから消してしまうという悲しい事故で消失。

一応、上手くはなっているんです、って自分を元気づけるために10年前からつなげてみた。
が、思ったより今年のできがよくなくてイマイチ元気になれなかったかも。
シーズンに2日〜4日しかSLのポールトレーニングしてないのに結構がんばった。
GSは恥ずかしくて見せられない。




一番最後は、今シーズン全中で上位入賞した現役選手。動くなぁ。



■2003年
横に倒す感覚だけで滑っていて、タイミングがあうと「身体が落ちているね」って言われるけど、自分でわかっていないのでたいていは落ちていかない頃の滑り。

■2004年
選手用のSLスキーにするのと同時に滑りを変えることを決意。身体を落とす感覚を「こうやるのか!」とわかった日のビデオ。習熟度はまだまだだけど、2003年とはやりたいことが違う。

■2006年
SLセットの中だと身体を落としていくのができたり出来なかったり苦労していたころの滑り。このころは1ターン目の入り方をいろいろ試していた。うまくはまると後半の緩斜面になっても全然失速しないで滑れるようになった。

■2010年
2010年の滑りがあるはずが、無いなぁ。

■2013年
前後のポジショニングの取り方を変えた。つもりだったのですが、そんなに変わってない無いなぁ。思ったよりできが悪くてがっかり。

2013年4月5日金曜日

パテックス機能性サポーター いいね!

最近CMでも見るパテックス機能性サポーターの膝用を買ってみましたが、非常に調子がいいです。

右膝の半月板は本当は手術が必要と診断されたのですが、その直後からなぜか調子がよかったので放置しいました。最近あまりにも痛みが引かないので手を出したのですが、膝の皿が固定されているのがいいのか、痛みが引いてきました。

フィット感も期待通りで、太ももの付けに近いところまでカバーされていてずれにくいのもいいです。


ワコールと共同開発でCW-Xのロゴがついているのも伊達じゃないですね。


近所の薬局で1990円でした。



2013年4月3日水曜日

試乗 2013-2014 SALOMON BBR9.0 176cm

SALMONのBBR9.0 176cm

何の予備知識もなく履いてみたのですが、これ結構面白いですね。


大きなトップとその幅に目を奪われますが、テールは意外と細い。
(しかし、テールの写真はない!スミマセン)
後から知りましたが、サロモンがパテントをとっているVシェイプという形状だそうです。

BBR9.0 すごいトップ幅


参考 普通のトップ幅のスキー

少し前の世代のSLスキーのセカンドモデルもそうなのですが、テールが広くなっているスキーがあります。
こういうのは、後ろに乗るとターン弧が切り上がるので、コースアウトしにくく楽ではあるのですが、その反面、切れ上がろうとするスキーに逆らえないないので、面白みに欠けたりします。

で、このBBR9.0ですが、滑る前からこの相対的に細いテールを見て、
「これ、発想的にはSLのトップモデルと同じバランスだよね。」
「実は結構いいカービングターンができるんじゃないの?」
「無理に切れ上がったりしないで走りがよかったり?」
という期待がありました。

そこで、このスキーのために特殊な滑り方をするのではなくて、あえて普通にミドルターンで滑ってみました。
すると、幅がある分もっさりしているけど、切れるし、走るんですよね、このスキー。
トップが広いからターン前半からターン弧を作りやすいし、テールが細いからよく抜けます。
さすがにたわみ感はあんまり感じられなかったですが、それもスキーの走りが鋭くなりすぎなくていいのかも。

つまり、このすごい幅やトップのでかさと裏腹に、
「カービングの楽しさがなくなっちゃうんじゃないの?」
なんて心配はいらなくて、むしろマイルドなところに抑えつつ、切れ、走りがちゃんとあって楽しいです。


さらに、当然期待通り、悪雪の時も雪面に沈まないで浮いている感があるんですよ。
この幅を活かして、もさもさ荒れてきた雪面を関係なく進んで行きます。

こういうので新雪滑るとどうなるんだろうなぁ。
浮力があって楽しそうだし、きれいなターン弧が作れそうな気がします。

2013年4月2日火曜日

効くな。サイドウォールフィニッシュ。

サイドウォールフィニッシュというエントリで、


「2月末のSLの練習では、雪がついてスキーが重くなってしまったが、その対策に使えるのではないかと思いつき、トップシートにも塗ってみた。果たして効果はあるのだろうか。明日、雪上で試してきます。」
と書いたのですが、その『明日』は暖かすぎて確認できませんでした。


ところが、はからずも先日のASAMA2000ではその効果を確認できました。
試乗用のスキーや、周りの人のスキーに雪がこびりついているのに、自分のスキーはずっと雪がつきませんでした。

写真は使い回しです。

重量はともかく、見た目がいいのと、雪がかぶったときの雪面抵抗は減るだろうから、これからもやってみようと思います。

ただ、塗りすぎるとべたべたして持ちにくくなるのでそこだけは注意した方がいいです。
Holmenkolのサイドウォールフィニッシュは、50mlで4000円とそこそこ値がはりますし、無駄にしないように薄くのばして塗ればいいですね。
塗るときは、最初にスキーを水で洗って汚れを落とし、きちんと拭いて乾かし、室温程度にはスキーを暖めておくと、やりやすいです。

パラフィンワックスを併用するわけではないので、繊維が入り込むとかまでは考えず、適当な布地で伸ばしてぴかぴかに磨く感じです。
しみこむとかも関係ないので、出発前のどこかでやればいいかと。

試乗 2013-2014 HART Infinity 5.2S 165cm

HART Infinity 5.2S (モデル名違うかも。写真もメモもなくてうろ覚えです。)


HARTの選手用スラロームモデル
金属プレートと樹脂プレートがあり、樹脂プレートは基礎スキーでも使えるという説明でした。



HARTの印象は硬いイメージが先行してしまい今まで選定候補にしてきませんでしたが、世界選手権の前のBSのインタビューで、湯浅選手が
「従来に比べて数ミリトップ幅を広げた」
と言っていたのでどうなっているんだろうと思い試乗。

(スマホの電池が切れたので写真ありません)



金属プレートのモデルは出払っていて、待っていたのですが結局乗れず。
樹脂プレートのモデルのみ試乗。


見た目
表面は紫一色の素っ気ないプリント。これがプロトタイプなのか、本番仕様なのかは未確認。
ビンディングがMarkerじゃなくて、Lookだった。
滑走面のストラクチャパターンと深さは一緒。エッジも同じような感じで鋭くはない。

乗った感じ
樹脂プレートのモデルは乗ってみると普通。
たわむし、操作性も高い。
間口が広くて良さそうだなぁと思いつつも、もう視界が限界でよくわかりませんでした。

これもエッジをキンキンにして、金属プレートのモデルに乗ったらどうなるのかなぁ?
という感じです。

2013年4月1日月曜日

試乗 2013-2014 ATOMIC REDSTER FIS-SL M 165cm

ATOMIC REDSTER FIS-SL M 165cm
いわゆる市販の選手用。
ATOMICのグランドコート着てビンディング調整してくれたお姉さん曰く、
「今まで強情なスキーでしたが、人の言うことを聞くようになりました」
だそうです。
ちなみに公式見解は
「マルセルヒルシャーによって開発されたBIONIC構造で、鋭いエッジコントロール性能を実現!」
だそうですが、スキーの設計開発をするわけではないので、構造はどうでもいいかな。
滑ってみてよければ○で、ダメなら×ってことで。



試乗スキーとしての人気はいまいちなのか、スキーを交換に来るたびにかなりの確率で在庫されていました。

■見た目。
残念ながらMarcel Hirscher柄ではありません(買う気はないですけど)。Marcel柄は、RACEモデルとして国内でも販売されるのではないかという話をちらほらと聞いたことがあります。
プリントは違いますが、自分のRS-SLと比べても手に持っただけだと違和感なし。

BIONIC構造ってことで、ラミネート(キャップ)の下にサイドウォールが見えます。デュアルテック(古いか)みたいな見た目です。

エッジはイマイチたってない。AC169と似たような、柔らかい雪でいろんな人が履くようにした感じ。
滑走面は、エキスパートレンタルと同じパターンで同じような深さのストラクチャが入っていました。



■乗ってからの感想。
履いただけでも柔らかくて張りが違うのがわかりました。
滑り出すと、スキーがよく滑ります。やっぱり春の雪には深いストラクチャーがいいのは本当かも。
ターンをするとトップの方(ATOMICのロゴのOのあたり)が柔らかくなっていることが感じられてターンに入りやすい。
それから、ターンに入ってからも私の3年前のモデルより切り上がってくる感じが強いです。
ポールセットはなかったので、セットの中での挙動はわかりませんが、ポール過ぎたところで巻き上げてくる動きになるのもわかる気がします。

確かに、
「今まで強情なスキーでしたが、人の言うことを聞くようになりました」
というのもうなずけます。

エッジは立ってないからエッジグリップは大して強くなかったですが、トーションが弱くてずれているわけではないので、チューンで直る気がします。
エッジをかっちりたてるチューンをしたらキツイ性格になるのかな?

○か×かで言えば○。私的には◎。
これは欲しくなりました。

試乗2013-2014 ATOMIC BLUESTER DEMO AC 169cm

ATOMIC DEMO AC 169cm
大回り系のデモ板のセカンドモデル。
トップモデルとの違いは、去年までは主にXビンディングが載るかどうかだったそうですが、
来期はスキー本体(D2じゃないベース部分)も違い、軽量化されているそうです。

これはアサマ2000にあるATOMICのエキスパートレンタルで借りてみました。
1時間1000円です。


まず軽い!手に取っただけで軽いです。これは驚き。
165cmの私のATOMIC RS-SL 2011より長い、169cmのDEMO ACの方が軽いです。
というか、私のスキー重たかったんだ。比べたことないから知りませんでした。

■見た目
チューンの状態は悪くはなかったです。
エッジはそれほど立ってなくて、私の好みとはちがいますが、雪が柔らかいし、いろんなお客さんが乗るのでこれでもいいか。
スクトラクチャのパターンは同じだけど、私のよりも深い。腐れ雪対応なのかも。


■乗ってからの感想
ATOMICのデモタイプは初めて乗りましたが、同じブランドだけあってサイドカーブとかフレックスの感じは違和感なく滑れます。
滑走面も結構滑りました。腐れ雪に深いストラクチャは効くってのは本当なのかも。

選手用のSLと比べればグリップも弱いけど、谷回りから丁寧に乗ればしっかりカービングできるし、この強すぎないグリップが逆に自由度の高い証拠なのでしょうね。

ただ、切り替えたあと、ターンの入り口でトップの接地感(接雪感?)がないのが気持ち悪いです。
ターン弧を変えて滑っても同じで、ターンの入り口では接地感が希薄です。
ここでいう気持ち悪さは、ターン前半のスキーの軌道が予想できないことを指しています。

でも、気持ち悪さを無視して、いつも通り体を動かしていくと、普通にターンできます。

この後に乗ったATOMICの選手用SLはロッカーではなく、こんな感触はなかったので、この差はおそらくロッカーが主要因。
昔のトップの短いサロモン2Vも似たような感じで私はだめでした。
どうも私はこういうスキーは苦手らしく、しばらくロッカーは様子見にする結論が出ました。

ちなみに、リフトの上で会話させてもらった方(私よりご年配の方)は、
「このスキー最高です。コブも荒れた斜面もいいし。トップモデルより扱いやすいし、基礎スキーには最高ですよ。」
と、絶賛してたので乗り方によってはいいんでしょうね。
私は2本滑った範囲ではそのロッカー最高の滑り方が見つけられませんでした。
残念。

試乗 2013-2014 in ASAMA2000

アルペン主催の試乗会に参加させていただきました。

あいにくの霧で視界がなく、地形も頭に入っていないので、霧が薄いうちに覚えたコース以外では怖くて滑れないという悪条件の中での試乗でした。今日までやっているそうですが、Webカメラで見ると快晴みたいでうらやましい限りです。

GSスキーはさすがに怖くて無理なので、SLスキーとオールラウンドスキーを履いてみようかと思ったところ、みんな同じ考えのようで、この日に乗れそうなのは出払っていてなかなか順番が来ませんでした。
4本だけ履けたので、つらつらと書いていきます。

■履いてみたスキー
ATOMIC BLUESTER DEMO AC 169cm(ASAMA2000のエキスパートレンタル)
ATOMIC REDSTER FIS SL M 165cm
SALOMON BBR9.0 176cm
HART Infinity 5.2 S 165cm (SL選手用の樹脂プレートのタイプ)

そのほか、HEAD、Rossignol、Fishcer、Nordicaに興味があったのですが、順番待ちで履けず。



■私の普段のマテリアル
ブーツ
 ATOMIC STI-RS
スキー
 ATOMIC RS-GS 186cm 2011
 ATOMIC RS-SL 165cm 2011

GSは柔らかいスキーですが、SLは結構頑固で硬いスキーだと思います。
滑走面はフラットで、エッジはいつでも菅平仕様できっちり立てた状態で滑っています。

たわみ感があって、ずらそうと思えばずらせるけどエッジグリップが強い、というスキーが好みです。

身長:169cm、体重75kg(筋肉で、この重さというわけではありませんよ)

自分のスキーは今日もいつものSLです




■当日のゲレンデ条件
天候:濃霧
雪質:朝はしまっていましたが、午後はいまいちザラメ

試乗会としてはかなりの悪条件でした。

2013年3月31日日曜日

アサマ2000

アサマ2000に来ています。
雨は降っていませんが、霧が濃い。
完全に雲の中ですね。

アルペンの試乗会があるけど、現地申し込みできるのかな?

2013年3月28日木曜日

意外とわかるブーツの試履(試乗?)

「ブーツはどうやって選ぶの?」
というネタを書いている途中で思い出したことですが、ブーツ試履(試乗)の話を。


私の足は、ブーツに納めるのが非常に面倒なほど舟状骨が出ていたり、小指側も変なカーブをしていたりで、吊しのブーツを履いても足が痛くて仕方がありません。
なので、
「チューンもしないでブーツの試乗なんかやっても、何かがわかるわけがない」
とずっと思い込んでいました。

ところが、これがそうでもないんです。実はブーツも試履して滑ると結構わかるものなんです。

SSAWSの時代なので古い話ですが、ラング、ノルディカ、アトミックを履き比べた経験からすると、

あたりがあったとしても実際に履いて滑ってみると、はっきり違いを体感できます。


当時、履いて思ったのは、ブーツソールの硬さが全然違うとか、踵とヒールピースの位置関係が結構違うとか、フレックスの感触(硬いとかではなくて、こんな風に曲がるんだとか、そういう動的な感触)とかそれぞれかなり違うと言うことはよくわかりました。もちろん、エッジング感覚とか単に滑る感覚とか。まぁ、違うことがわかってもどっちがいいかまではわからないんですけどね。短時間ですし、私のレベルもしれているので。

でも雑誌記事とかショップ店員の話なんかよりは何十倍も情報量が増えるので、何か感激するほどいい感触とかがあれば、それを理由にブーツを選んでもいいのかなぁと思います。




コツは、1本目の滑走でけりをつけることです。
1本目は馴らしで流すとかもってのほかです。どうせ、2本、3本と滑ったら体が馴れてしまってなんだかわからなくなりますし、足も痛くなってきます。
なので、感覚がクリアで足も痛くない1本目が勝負です。

バックルを締めれば当然痛いので、滑る直前まではバックルは緩めておきます。
そして、力一杯シェルを開いて、足の位置をできるだけ正しく押し込んでから一気にバックルを締め、痛くなる前に手早く滑り出します。
急斜面でガツガツ滑ったら道具を感じる余裕もないので、カービングのミドルターンとかができる中斜面とか緩斜面がいいですね。いつも通り滑ってみると、どんな風に挙動が違うのか、などがわかって面白いですよ。

ふぅ。こんな事書いてたらまたブーツの試乗がしたいなぁ。ラングとATOMICとノルディカの履き比べさせてくれないかなぁ。
ハンドエスさんのブーツチョイスキャンプとかあったんですね。山本さんも久々にやってくれないかなぁ。

2013年3月24日日曜日

プルークボーゲンは効くようだ

うちの妻と恒例の年末年始のスキーの話をしているとき、
「私や娘ちゃんに教えているから、基本に忠実な滑りになっているんじゃない?」
と言われました。

そういえば、ここ数年は滑走日数が落ちてしまっている割にまともに滑れている。
というか、本人的にはかえって上手くなっている気がするくらい。
これは確かに妻の言うとおり、シーズンの最初にたっぷりプルークボーゲンで滑っているのが効いているような気がします。

自分一人だったら、久々の雪に爽快感を求めてばんばん滑ってしまってただ気持ちいいだけになってしまうところを、低速のプルークボーゲンでいいお手本になるように股関節の動かし方とか基本に忠実に滑っているのがいいみたいです。特に私の滑りはエッジを強く立てて滑るのが癖なので、このプルークをするとエッジの立てない加減を確認できて乗り方がよくなる気がします。

ということで、来シーズンもこれは継続で。

Mac OSXとAVCHD

ビデオカメラを物色中。
やりたいのは、
スキーをしているところをビデオカメラで撮影し、
私のMac Book Air 13上のiMovieで編集してQuickTimeで見たり、
bloggerやYoutubeにアップして仲間内であーだ、こーだとネタにすること。
もちろん、娘の運動会とかの撮影もしたいです。

PanasonicのWA20を買えばMacとの連携に問題がないことは確認済み。
ガングリップタイプのあれです

これを選択するのが無難なのですが、私の家はテレビやBDレコーダーが全部SONY製品で固められていることや、手ぶれ補正ならSONYのカメラが秀でているという話も聞くと、SONYのカメラも気になります。

似たようなタイプのHDR-GW77Vとか、
いかにもカメラっぽい作りのCX390とか。

ところが、SONYのカメラが採用するAVCHDにMacの対応はいまいちだという情報もあるし、SONYのページには制約はあるもののそこそこ使えそうな感じに書いてあってどうにもよくわからない。さらに、ネットでいろいろ調べてみると情報の年代によって内容が結構違い、何が正しいのかよくわかりません。

そこで、試しに我が家にあるAVCHDが撮影できるLUMiX GF1で写真や動画を撮影し、Apple純正のアプリでどこまでやれるのかMac Book Airで取り込んでみました。

撮影したのは、写真、動画を混在でいくつかとり、動画はAVHCD LiteとMOTION JPEGの二種類です。

■iPhotoは問題ないみたい
SDカードをMacに指すとあっさりiPhotoで読み込み、写真はもちろん、AVCHDの動画もmpegの動画も両方全て取り込まれました。
もちろん再生も問題なし。
Mac OSX 10.8.3 iPhoto '11(9.4.2)

ただ、iPhotoで再生しているとき、コマ送りはどうやってやるんだろう?




■iMovieは予想通り

iMovieを起動すると、イベントライブラリにMOTION JPEGで撮影した動画は現れましたが、AVCHDの動画は現れません。
iMovie '11(9.0.8)


やっぱり、AVCHDで撮って編集までしようと思うと、Media Convertorなどサードパーティーのソフトウェアが必要なのかも。

サードパーティーな仕組みは、また改めて試したところで書いてみます。



2013年3月21日木曜日

スマホでスキーの動画撮影も結構きれい

実はさんざん、動画を撮って見ると書きながら、撮ってもらうのがメインで自分ではビデオカメラを持っていません。

家族を撮る時は、スマホ(Xperia)を持って追いかけたりしてすませていました。素手じゃないと操作ができないので寒いですが、追いかけて撮る限りでは結構きれいに撮れるんです。


追いかけて撮影したもの

とはいえ、カメラを構えて上から滑り降りていく人を撮ったり、下からカメラで待ち構えて撮ろうとすると豆粒になってしまいます。



ゴールエリアの外からスマホ(Xperia)で撮影したもの

やっぱり、光学ズームと、それを使いやすくするための手ぶれ補正のあるデジタルビデオカメラがほしいなぁ。








2013年3月20日水曜日

インラインスケートのシェル出し

ホットエアーガン購入と書いてから、早、半年以上放置していましたが、勢いでインラインスケートのシェル出しをしてみました。

手持ちの器具は、ホットエアーガンだけで、治具もなければ、木型もないし、油圧のポンプもありません。作戦としては、ホットエアーガンで暖めてシェルを柔らかくした後、間髪入れずに足を入れ自分自身の足でシェルを変形させ、そのまま冷ましてみるというすごく浅はかなもの。

対象のインラインスケートも1万円の安価なもので、シェル部分もフレーム構造でプラスチックの部分が少ないです。きっと熱の逃げる先もないし、こんな乱暴な方法でも、スキーブーツと違ってシェル部分を変形させられるんじゃなかろうかと、3秒ぐらいで勝算ありと判断しました。

出したシェルが冷えたら戻るとか、圧に負けてカーブが作れないとか、そんな高尚なことは一切考えず、問題があったらあとから直せばいいだろうと、これまた軽い考えで突入です。

このインラインスケートは、インナーを抜いても布(ビニール)のパーツが残る構造ですが、気にせず熱風を放射。ホットエアーガンに温度センサーがあるのですが、精度については首をかしげるような感じなので、見た目で様子を見ながら暖めます。

最初に着手した右足は、加減がわからずビニール部分に穴を開けてしまいました。


それでもせっかく暖まってきたので、柔らかくなったところで、インナーを入れてそのまま足を突っ込みます。シェルの抵抗がないので、踵を思った位置にいれ、内側にもぐいぐい力をかけます。そこでバックルなどを締めて冷めるまで待ちます。冷まし方がわからないので、アイスノンをあてたり、水をかけたり。かなり場当たり的で適当です。
触ってみて冷めてきた感じがしたら終了。

反対側に着手。

2回目なのでうまくいった手順だけを適用して見た目はきれいに。同様に冷まして放置してあります。


ためしに滑った感じでは、舟状骨回りが広げられてかなり楽で、軸線も正しい位置に近づいています。5000円のホットエアーガンでこんなに乱暴にやった割にはなかなかいい感じです。

私がインラインスケートにあまり興味がない理由は、ずばり足に合わないから。
でも、これぐらい合えばもう少し滑りたくなるかな。このインラインスケートでシェル出しの練習をしていい感じに作れるようになったら、もう少しちゃんとしたインラインスケート買おうかと思ったところです。

こんなにすごいの?

Youtubeで偶然見つけたのですが、すごいですね、これ。
大昔、もちろんノーマルスキーの時代、神田のヴィクトリアにありましたが、こんなに違和感なく滑っていなかったと記憶しています。
カービングスキーの登場で小さいターン弧をフルカービングで滑れるようになったのが大きいのかな?ノーマルスキーで必要なスイングやずらしは、この仕組みと相性悪そうだから。

ビットレートはもう少し上げてほしい

そうか。グラトリできちゃうのか。何でもできますね。

膝に優しく

スキーヤーにありがちな話ではありますが、私の右膝はだいぶぼろぼろ。

高校生の時に大転倒して膝の内側側副靭帯を損傷して以来、膝を内側にひねるのはかなりつらいです。スキーブーツR&Dのブーツとカービングスキーを使い始めて、力が逃げなくなってからは、さらにつらさが加速。これは膝に負担のかかる滑りを続けたらあと何年滑れるかわからないと思い至り、1998年ごろから滑り方を大きく見直してきました。

観点は膝に優しく、しかもカッコよくです。

体力も落ちてきたので、カッコよく滑るためには道具の性能を活かしきることも重要。
そこで方法としては、

・膝はひねらず、屈伸にしか使わない、
・ひねりには股関節を使う、
・足の曲げ伸ばしは大きく使いスキーをたわます、
という滑りにしてきました。

足のストロークをたくさん使うことや、ひねりを重視する滑りというのは、当時の流行とは相容れなく、このあたりからスキー雑誌を読まなくなり、CSCFのWorld20xxをみて自分で練習方法を考えていくことに傾倒していったわけです。
(もちろん、Worldcupを最高峰という考え方はかわらず)

試行錯誤の結果生み出した練習方法は、自分自身の成長やその練習方法を展開した友人の滑りを見ると、結構な成果を出していると自分では思っています。

と、自信があったにもかかわらず、今シーズンはダグのアドバイスに乗っかり、10数年ぶりに禁を破って両膝を内側に入れる滑りをしてみました。確かにラインはキープしやすいのですが、膝の負担が大きくてこれは、、、と思っていたら案の定、今になって膝ががくがくです。膝を伸ばしきろうとすると痛い。力をかけられない。これはまずい。

もう自分の身体に優しい滑りをしないとやっぱりダメだな、と再確認したのでした。

ちなみに、レース指向でなくても、子供であろうと関係なく、膝に負担のかからない滑りを組み立てるべきだと思うので、奥さんと子供には膝をひねらず、股関節からのひねりでスキーを教えています。

2013年3月18日月曜日

来期に向けて物欲メモ 2013

来期に向けてほしいものをリストアップ。
例によって今の段階では予算を考えないで楽しく妄想。
地味目なものが中心。

1.娘のスキー
身長の伸び具合によるけど、GS系の150cmぐらいのスキーを買わなくては。
娘のリクエストは、
「お父さんと一緒のATOMICがいい」
と、
「今の120cmはスラロームに出るときに使いたいからヤフオクで売らないで」
というもの。生意気な。
とはいえ、今のスキーは120cmのR=8なので、背がどれくらい伸びるかにもよりますね。
候補は151cmのR=17と144cmのR=14。今買わないから、144cmはないか。
となると、158cmのR=17も候補?あ、158cmだとD2もあるんだ。へー。
D2はさすがに重たいし、高いしで候補に入れないですけどね。

来シーズンはパラレルを覚えよう。何も教えずほっといたのでプルークのまま急斜面もアイスバーンもカービングで滑っているし、時々内足も浮いているし、そろそろ足そろえてもいいかな。

今年ですらスキー短かったし、背も伸びているのでこれは必須。

2.スペアゴーグル
BRIKOのSUPER RACEの予備がほしい。
汗かきの私はゴーグルは常に2個以上携帯しています。
ところが今まで使っていた予備ゴーグルは、レンズはきれいなものの、スポンジがぼろぼろだったり、ゴムが伸びきってしまったり。レンズ以外は10年以上使っているのでさすがにもう寿命です。
家族で行くときは、奥さんも使うのでこれは必須。


3.妻のウェア
私のウェアは寒いとか破けたとか入らなくなった(何故?)ということがない限り、同じものを10年でも使ってしまいます。が、妻にも同じウェアを着させるのはかわいそうなので、そろそろ買い換えたいところ。
うーん。すまんが、優先度はこのぐらい?


以下、妄想。


4.アームプロテクタ
最近、ポールに入ると腕が痛くてやばいです。SLで今風に内腕で払ったらものすごく痛くて、2週間ぐらい鞄など重さのあるものをもつと猛烈に痛かったです。で、痛くないように内腕を下げてすり抜けたら、「あはははは。かいぞー、古すぎ!」って突っ込まれてしまいました。
見た目はヒルシャーがつけているような大きいのがかっこいいですが、邪魔そうなのと高そうなのが....
小さめのカンダハーのオリジナル(来期はモデルチェンジして、すこし巻きが大きくなるそうです)にするかと考え中。
輸入物はかっこいいけど工作が雑で、グローブのあたるところがすり切れるそうです。自分で加工すればいいんですけどね。

これは怪我を防止する意味でも優先度ちょい高め。

5.シンガード
これはさすがに手持ちがあるのですが、強いて言えば二つ難点があります。
一つは先日も書いたとおり、プロテクタが短いのでブーツのあたりにあたるとウェアに穴が開くこと。
もう少し下まであるとウェアが傷まなくていいなぁと思いつつも、そのぶんブーツのバックの操作はやりにくくなるのでどうしたものかと。裾をまくるのが一番なのかな?

もう一つは素材。
今使っているのはNASDAQのABS製のもの。やっぱりカーボンのものの方がポールの滑りが良くて感触はいいらしいです。ただお値段が3倍ぐらいになるのと、カーボンは「割れるときは割れます」という話があり、なかなか踏ん切れません。
贅沢な話なのでぐっと優先度が下がりますが、これももう何年も悩んでいる話。

一番の贅沢は、アームガードとシンガードをそろえてSLYTECHとかENERGIAPURAとかにしてしまうこと。ここまでくると、もうないか。

優先度低め。

6.ブーツ
今のブーツも4シーズン履いてしまいました。
滑走量が落ちているせいか、なんかこのままでもいい気もしていますが、考えてもいい時期。
本命はATOMICのRedsterなのでしょうが、ギミック満載なのとロアシェルが広いのが不安。来期はマイナーチェンジでロアシェルが少し狭くなるらしいですが、どうなんだろう。
RacetechのSTIから移行するならよっぽどラングの方が形は近いかも、と思ってみたり、一方で、スキーまでATOMICにしているのだから、ATOMICの考え方を追いかけた方が面白いか?とかいろいろ考えてしまいます。

これは優先度もふくめて、しばらくは楽しく検討という名の妄想を楽しみます。

7.バイス
私の使っているSWIXの三点式バイスは結構古くて高さが足りないので、今時のプレート付きのスキーだと下駄を履かせないとうまく固定できません。真ん中の万力部分も幅が狭いので、いまいち。作業効率をあげるために、こんな感じの背が高くて、真ん中の万力が大きいものを購入したいところ。
ただ、作業効率といっても、手持ちの数台のスキーしか面倒見ないので、毎年見送っているんですよね。
8.R>35のスキー
うーん。手が出ない。R>21の時を振り返ると、2シーズン目には履きやすいモデルが出そろっていたので、手を出すのなら来シーズンか。でも、R>27の今のスキーも大して乗ってないし。
限り無く0に近いところ。


ここまで拾いもののバイスの写真一枚って。地味すぎですね。

札幌で見つけた珍しいもの

先月札幌に旅行に行った際、初めて大倉山ジャンプ競技場と言うところに行きました。
もちろん、跳びにではなく観光です。
そこに併設されている札幌ウィンタースポーツミュージアムで、珍しいものに遭遇しました。岡部哲也さんの寄贈した、現役自体のブーツです。
当時のスキー雑誌に、赤いグランプリを履いた岡部哲也さんと、黒いグランプリを履いた木村公宣さんが写った写真が掲載されていたことを記憶していたので、間近で実物が見れて感動しました。

作ったのはスキーブーツR&Dの山本さんです。

他の寄贈品の中には、当時の市販品にサインを入れただけのものとかもありましたが、ちゃんと本物なので驚きました。

2013年3月17日日曜日

外れてしまったヘルメットのイヤーパッド

私は、BRIKOのKIMERA COMPというモデルのヘルメットを使っています。
かぶり心地もよく、色もきれいで気に入っています。それほどベタな感じじゃないのに、ライヒのレプリカモデルというのも私の中ではいい感じです。

カーボンヘルメットゆえに値段がはるので、なかなか購入の踏ん切りがつかず、型落ちで安くなるのを待ち、半値ぐらいでどうにか手に入れたのでした。

ライヒのサインが入っている(もちろん、プリント) 

ですが、店頭であまりにも寝かせたせいか、使用1年でイヤーパッドがシェルから剥がれてくるというトラブルが。


ありものの接着を塗って、乾くまでは上から挟んで固定もしてみたのですが、どうも種類が違うようでくっつかず。今シーズンはずれないように気をつけて被るというワークアラウンドで逃げました。オフにはしっかり接着したいところです。

さて、接着剤には何を使えばいいのか。


春の雪は何が滑るの?

先週でかけたマウントジーンズは、かなり暖かく、雪も溶けて水たまりがあるような条件でした。


私のスキーは、CH7でベースをベースワックス代わりに塗ったあとにロトブラシでがっつり落とし、HF8を塗ってまたもやロトブラシでがっつり落とした状態で持ち込んだのですが、久々にスキーが滑らないと思いました。

ずらさなければそれほどダメージもないので、子供と一緒に滑っているのにもかかわらず、ひたすらフルカービングでしのぐという、また大人げない滑りに少々反省。

振り返ってみると、ここ数年、
3月に滑っても何故か前日に雪が積もって冷え込んで新雪状態だった
4月に滑っても何故か冷え込んでて締まった状態だった
5月に滑っても早朝と午前だけなのでそれほど雪は悪くない状態だった
と、偶然に救われ、こんなに緩んだ雪を滑ったのは本当に久しぶりでした。

ちなみに、こんな条件になったらどんなWAXを塗るのが正解なんでしょう?




2013年3月12日火曜日

スキーブーツR&Dで作ったブーツの特徴 FAQ その1


R&Dでブーツを作っています、という話をした後によく聞かれる質問と答え。
よく聞かれる順で書いているつもりですが、数えてないので何となくです。
それと、あくまで私の回答であって、山本さんの回答ではないことにご注意ください。
そんなに外れては無いとは思いますけど、回答内容のすりあわせまではしたことがありません。

誤解の無いようにと思って書いてたら、分量が増えてしまいました。
めげずに読んでくれるとうれしいです。
もう少し続きます。


Q1. R&Dで作ったブーツの寿命は?
A1. おいしいのは2年。4年ぐらいはいける。
ブーツの寿命は何が決めるのか、というのを「素材の寿命」「経済的な理由」「本人の体型」というところで書いてみたいと思います。
いずれにせよ、「おいしいのは2年。4年ぐらいはいける。」というのは変わらないと思います。

まず、素材の寿命。
ブーツの素材はプラスチックなので確実に経年劣化します。これを踏まえてブーツの寿命は5年程度を目安にするのが最近の考え方だと思います。でも、これは壊れないで履ける範囲の目安で、素材のねばりとばねが活きてて本当においしい部分は最初の2年ぐらいじゃないか、というのがよく言われることで、私もそのような感覚です。
冬に40日+SSAWSで毎月2回ぐらい滑っていたころの記録をあさると、2年目までは特に不満はありませんでしたが、3年目の冬の途中ぐらいから、「これはもしかして...」と当時の私は思っていたようです。

次に経済的な理由。
これは何年おきにブーツを作るお金を用意できるのかってことで、これは人それぞれでしょう。私には、2年ごとにブーツをつくるというのは経済的な理由で難しいので、4年は履きたいと思っています。

本気な選手だったらもちろん毎年作り替えるでしょうし、ブーツの経年劣化に敏感な方や、滑走量が多い人なんかでも結論は違うと思います。私自身の3シーズンめいっぱい滑った1足目と8シーズン同じブーツを履いた2足目の経験からいうと、3シーズン目からそろそろ次が欲しいなぁと感じる場面はありましたが、4シーズンぐらいは実用に耐えた気がします。

その点からも、私自身という限られたサンプルではありますが、特段、R&Dのブーツの寿命が短いとは思えません。

最後は本人の体型からくる問題。
いくら足に合うように調整してもらっても、本人の体型(足型)が変わってしまえば合わなくなります。ブーツをタイトに作っていればいるほど、自分の足が変わったときには合わなくなります。
足型なんてめったに変わらないと思いきや、意外と簡単に変わってしまいます。たとえば、すごいトレーニングして筋肉の付き方が変わってしまうとか、運動不足で土踏まずのアーチが崩れてきたとか。特に後者なんて、誰にでも起こりえます。アーチが崩れれば、インソールのカーブが合わなくなるだけでなく、足の長さも長くなりますし、これにともない当たる場所もずれてしまいます。
これも人それぞれですが、私の場合、今までは4年ぐらいはどうにかなっているように思えました。



Q2. 加工のしすぎでシェルがへたるのが早いって聞いたけど?
A2. 加工の問題ではないみたいです
8年使ってくたくたになったブーツをみても、加工部分が弱くなった様子はなかった(へたりを感じるのは別の場所だった)ので、加工のしすぎで、ってことではないと思います。

それでも、R&Dのブーツを長年(2足目は8シーズンも使ってしまいました)使い続けると、たしかに最初の頃よりへたった感じはします。
これは、過去、私が履いてきたブーツよりもずっとシェルがたわんで戻るという動きをたくさんしているためだと思います。

R&Dのブーツは、ブーツの機能が発揮されるようにシェルがたわむことが織り込まれて設計されています。これにくわえて、スキーとしての運動をしっかり出来る様に作られています。
このため、私が従来履いてきてブーツと比べて、よりいっそう足を動かして、ブーツに負荷(正しい負荷ですが)がかかる滑りをしてしまうので、経年劣化が進むのだと思います。

バネも使わないで保管しておけば長持ちしますが、使って伸びたり縮んだりすれば消耗します。シェルも同じです。たとえ寿命が延びても、ブーツとしての機能が働かないとか、足を動かさない滑りをするとかは本末転倒な気がしますので、こればっかりは仕方が無い気がします。

<脱線>
外から見て安定して動いていないように見えるからといって、実際にスキーヤーが動いていないと言うことは無く、どちらかというと一生懸命動いていないと上半身や頭が止まっているようには見えません。スポーツなので、一生懸命身体を動かすのがいいと思っているので、R&Dで山本さんが動けるブーツを作る、というのは私は考えかとしても一致していて満足しています。
</脱線>



私の場合は今のブーツも含めて過去3足とも、よく踏める右足が先にへたり始めてきます。左右差が大きくなると違和感が大きいので、この時も作り直したくなります。
これらを踏まえて、A1.のとおり、おいしいのは2年、実用は4年という感じです。



Q3. シェル出しに泡がでてるようだけど、一般スキーヤー向けの作業は雑なの?
A3. あれは手抜きではなくて、わざわざ一手間加えているんだそうです
シェルを熱で変形させても、ほっとくと元に戻ってしまいます。せっかくシェルのカーブを変えるほどのチューンをしても戻ってしまってはなんにもなりません。
R&Dでは、シェルのカーブがもどらないようにするため、わざと高温であぶってシェルの表面に硬い膜を作っているのだそうです。
おかげさまで、私が作った三足のブーツでは、使っていてシェル出しが戻ったということは一度もありません。
最近は見た目にこだわる人が多いので、さらに気を遣ってきれいに仕上げているみたいです。


Q4. ブーツ全面をいじりまくるんでしょう?
A4. そんなにあちこちはいじらないと思いますよ
シェルの内側のほぼ全面がザラザラになっています。
でも、これはインナーとシェルが滑らないように加工しているだけで、形を変えた場所、という訳ではありません。
むやみやたらにいじっているわけではないようです。

Q5. 結局、足の形の悪い人のためのチューンなの?
A5. たぶんそう。
労せずして履きたいブーツに足が入り、スキーを楽しく出来るのであれば、R&Dに行く必要はないです。実際に私が見た範囲でも、本当にそういう人っているんですよね。足と滑りを見せてもらいましたが、別に大きいブーツでごまかしているわけでも無いし、滑りのレベルが低いわけでも無いのに。本当にうらやましいかぎりです。

一方、ブーツを工業製品として考えた場合、ブーツの足型にぴったりの人なんてのはなかなかいないし、普段の生活習慣や過去のスポーツ経験などで足の形が変形している人も少なくないので、足が思ったように入らない人というのはある一定数いるんだと思います。また、足型優先じゃ無いブーツの選び方をしたいとなった場合は、R&Dに相談するのも手だと思います。


Q6. 結局どこのお店がいいの?
A6. 残念ながらいい「お店」はありません
これは「ロクな店がねぇな!」と言っているのではなく、チューンをしてくれる「人」を探す必要があるという意味です。
失礼な物言いかもしれませんが、
ブーツチューンというサービス自体がまだまだ属人的で、システムとしては成熟していないと思います。
なので、
「あの有名量販店に行けば誰がやっても安心」、
「○○システムを使えばブーツチューンはばっちりだね」
というようなことはまず無いです。

ということで、評判のいいブーツチューンを聞いたら、そのチューナーの名前も押さえて、その人を捕まえるといいと思います。


Q7. ○○ってブーツチューンも有名だけどR&Dとどっちがいいの?
A7. 人それぞれです
ネットで探してもいわゆる有名ブーツチューナーが何人も出てくるわけですが、少なくともこのレベルの人たちにお願いするのであれば、そこそこの結果はでると思います。
なんせ、この人たちの客層は、自分の足とブーツに口やかましくて、普通よりスキーが上手いスキーヤーばかりなので、鍛えられ方が違います。
このレベルの人たちだともうチューナーの優劣ではなく、自分の考え方とあうのか、コミュニケーションがうまくとれるのか、という点の方が重要だと思います。ここがあえば、チューナーの実力が発揮されて満足行く結果になるんだと思います。


半分ぐらい書きました。続きます。

マルセルヒルシャーの滑り(2年前)

Worldcupで大活躍のMarcel Hirsherですが、CSCF World 2010のおまけにこんなのが載っています。World2003のMichael Von GrunigenのGS以来の盗み撮り風な映像で。


CSCFFESCTVが出しているから著作権的にも大丈夫そう。


踵乗りというか、スネが起きているというか、こんな後ろに持って行かれそうな滑りが速いなんてどうなっているの?
でも、ヒルシャーの滑りは膝が伸びててかっこいいし、膝をねじらないから私の壊れかけの膝でも真似したくなる滑りです。

ちまたで「踵に乗る」ってキーワードを時々聞くけど、こんなの言葉先行で流行られたら、暴走スキーヤーが増えそうで怖いな。

2013年3月10日日曜日

チューン 参考映像

ジュニアスキーさんのblogにチューンナップについて書かれたページがあり、目に止まりました。
参考になるのでリンクを再編集してみました。

SWIXの動画は量が多くてまだ見切れていませんが、ICE TUNE FACTORYさんの動画が特に参考になりました。

似たような音は出せているのですが、動画をみただけでもやっぱり効率、作業の速さが全然違う。もちろんできもちがうのでしょうが、そこはまだ見てないのでたぶん、すごいんだろうなぁと。
ストーンを細かくしているのは、ファイルを折るのと同じ理屈かも。早速真似しよう。

ski side edge tune

SWIXの動画

Swix How to Prepare for Tuning

Swix How to Base Edge Bevel and Sharpen

Swix How to Sidewall Preparation
ボーダーカッターでは、キャップスキーとラミネートスキーでは四角い刃を、サイドウォールのあるスキーでは丸い刃を使うことを推奨するって書いてあった。
そのあと、サンドペーパーとファイバーテックスでスムーズに仕上げろと。これはやったことが無かった。
あと、ATOMICみたいな作りをラミネートスキーって言うんだそうです。で、四角い刃でやれと。丸しかもってないぞ。

Swix How to Sidewall Bevel and Sharpen
作業のたびに刷毛を使って削りカスを落とせとのこと。
これは昔、ベラークの椎木さんが野辺山近くの宿でやっているのをみてから真似している。刷毛はユザワヤで購入した。
ガイドへのファイルの固定はクランプを2個使うことが推奨だそうです。


Swix How to Waxing & Brushing

■Prepare(準備)
まずスクレーパーを研げ。
使いやすいように道具を並べろ。
とのこと。
(まぁ、そうだよね。切れない刃物は効率悪いし、精度も出ないしね。)

■Clean Base(ベースの掃除)
古いフッ素をリムーバーを使って取り除く
(SWIXは昔からリムーバーを使う手順なんだけど、私は使ってない。
 というか低フッ素のLFではなくフッ素なしのCHをメインで使っていて、代わりにブロンズブラシかけてる。

ホットスクレイプで汚れを落として滑走面の微細な穴を開く
(ホットスクレイプはまだあたたかいうちにベースとWAXをスクレープすることをいう)

ワックスを塗ってホットスクレープするのを2回もしくは汚れがとれるまでやる
ベースワックスは、ホットスクレープした後、スチールブラシをかける
(スチールブラシほしいけど、手が出ないなぁ)

サイドウォールにはみ出たワックスをスクレーパーの端でとり、ファイバーテックスで磨け
(そうか。サイドウォールはスクレーパーでごしごしするけど、ファイバーテックスで磨いたりはしてないな。サイドウォールフィニッシュがどうたら言う前に磨かないとね)


■Final Waxing(最終WAX)
CH/LF/HF
目的にあった正しいWAXを選んで、ファイナルワックスをぬる。
これは結構普通。

■Brushing to Finish
スクレープし、ブラシをかける。
ブラシは、ブロンズ、馬毛、ナイロンの順。
たくさんさばくなら、ロトブラシを使うといい。
これも結構普通。