2013年2月23日土曜日

CSCF World 20xxでみる昔の滑りと今の滑り。その3

SL的ショートターンをするときのスタンスの話。

2003年頃マリオ・マットらの滑りに感化されて私もスタンスを広げていましたが、素早く動くことやスネを平行に保つこと、さらに自分自身の脚力を考えると、スタンスはある程度狭い方が滑りやすいと感じ始めました。2004シーズン頃から試し始め、2008シーズンには仲間内の某MLでもスタンスを狭くするべきと言い出していたので、このころには確信のようなものがあったのだと思います。

ちょうどスキーをRossignolのOverSizeからFischerの156cm, 165cmと変えていった時期だったからなのか、WorldCupをみて無意識にそう感じたのか、出ているレースのセットの傾向でスタンスを狭くしないと対応できないと感じたのか、とにかくスタンスは狭くした方が良さそうだと思っていました。

すると、CSCFのWorld2009では、50's European Techniqueとしてスタンスを狭くする話が出てきて、偶然かもしれないけど私はかなりしてやったりな感じになったのでした。



最初の方の字幕でこんな感じに話している。このあと、上下動の話と、頭使って滑るんだとか、目標は何?的な話が続く。

(Q)技術的な側面で女子選手がどんな練習をしているのか話してくれる?
(A)私たちは両足をそろえてスキーをしていて、50年代のヨーロピアンテクニックと呼んでいます。スタンスはとても狭く、身体の下の方で足のバランスがとれてのが感じられます。それに難しいシチュエーションや身体が遅れたときにより素早くリカバリが出来ます。

(A)足をそろえた方が外スキーをうまくコントロール(支配)できると感じる?
(Q)はっきりと。ワイドスタンスにしないで身体の下に足をおいた方が、ゲートの中でずっと簡単になる。このやり方だと、スキーにプレッシャーをかけられるし、力は次のターンに向かって動くことに使える。





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