ということで、こんなブーツを履いてきました。
ロアシェルがSTI-Rで、アッパーカフがRedSter WC130のハイブリッドブーツです。
一番確認したかった強くなった前傾角。
これは慣れの問題ではありますが、滑り方というかポジションは変わりますね。
前傾角を意識しないでそのままの意識で運動すると、結果的に前に乗りすぎてずれちゃいます。
乱暴に前に乗ると柔らかくなった分すこしつぶれ気味で、これもいただけないです。
すこし滑り方を変える必要があることがわかりました。
乗る位置も考えて滑れば対応できる範囲ですが、もう少し考えたいところ。週末にまた滑ってきます。
フレックス。
RacetechもRedSterもロアシェルの立ち上がりが高いので、前へのフレックスはロアシェルの影響が大きいですが、それでも柔らかくなっていることは実感できて、動きやすくなります。
斜度がきついところや、荒れたところでも滑りやすいです。
切ることはもちろんできますが、ずらしやすい感じですね。これは明らかに違います。
総じて、フレックスの柔らかさからくる動きやすさをとるために、前傾角の方は滑りを変えて対応してしまいたいところです。
最後に。ハイブリッドブーツの感想。
古いブーツと新しいブーツをくっつけてハイブリッド化する。
お金かけてこんなことをする意味はほとんど無いですね。
別にアッパーカフを交換したからといって古くなったブーツの感触がよくなるわけではありませんし、延命が図れるわけでもないんです。わかりきっていたことではありますが。
元々のブーツの最大の良さは、やっぱりロアシェルがうまくたわんでしなるところだと思っています。荒れた斜面で振動を吸収してくれたり、加えた力をじわっとスキーに伝えたり、そういう操作感のほとんどはロアシェルの仕事です。アッパーカフを変えてもその部分の経年劣化をカバーできるものではありません。
面白がって真似するような人はいないと思いますが、金額の割に残念な結果しか有りませんのであしからず。
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