2017年5月8日月曜日

今シーズンを振り返る(その1)

あんまり滑った気がしないシーズンでしたが、もうそろそろ今シーズンも終了です。

当初の目論見では、先シーズンの最後につかんだ感覚をうまく育ててばっちり上手くなる予定だったのですが、なかなかうまくいかないものですね。12月の滑り出しは良かったのですが、途中すっかり迷子になりました。

そんな今シーズンでもいくつかの収穫とたくさんの反省点があったので、来シーズンの自分が惑わないようにするために、今シーズンを振り返ってメモを書いておきます。
今回は気持ちよく収穫編。反省点は次回で。

(収穫1)前後ポジションを修正できたこと。
2013-2015ぐらいで前後ポジションがよくわからなくなって、頭では良くないと思いつつも、股関節から前に体を折るような体の使い方をしていました。

今シーズンはもっと上体を起こして背筋を伸ばした姿勢を基本として意識してみました。この方が筋力的にも楽だし、スキーが上手くたわむ気がします。
ついでにトップの方のエッジを雪面に引っかけるイメージもできるだけ意識しないことにしました。

イメージしている基本の姿勢
緩斜面、中斜面ぐらいだとこんな感じ。急斜面は研究中。

似たようなタイミングのシーンを立木にあわせて画像を回転補正。
足を伸ばしてスキーをたわませ、スキーより体が前にある感覚。


(収穫2)腰の向き、胸の向きを修正出来たこと。
前の滑りでは腰を入れる意識が強すぎて、体が外を向きすぎていました。
上体を外に強く向ける癖がついているので、体が開かない、外腕が下がらない(回って後ろに行かない)ように、胸の向きとスキーの向きを合わせることを意識してみました。
この方が足を上手く伸ばして体重をうまく外足に乗のせられる気がします。結果、スキーがよく回って安定している気がします。


(収穫3)ハンドワークを修正出来たこと。
仲間内から「ストックがない方がかえっていい(もしくは、まだまし)」と言われ続けた私のストックワークですが、だいぶ改善されたように思います。忙しくせかせか突くのではなく、ターンリズムにあわせてゆっくりつけるようになったことと、突いた後に手を下げる癖が取れてきた気がします。結果的に上体や頭の位置も安定しているのも良くなってきている気がします。

身長169cm。ストック120cm。

これで左手の肘が浮くのをどうにかできればいいのですが、これはターンテクニックに原因があるという分析が有力で、簡単には直らなそうです。まずは突く前の構えを左右対称にするところから始めるか。

(収穫4)急斜面の滑り方がわかってきた気がすること。
今までは急斜面だとターン後半にがっつんがっつんと圧がかかることが多く、たいしてない度胸を振り絞って降りるだけで上手くターンできているとは言えませんでした。上手く滑れる日もあるけど、「調子がいい」ぐらいの認識で、なぜ、どうしてという部分を頭でも体でも理解できていませんでした。

今シーズンは、「そういうことなのか!」と思うことが何度もあり、急斜面の滑り方が良くなった気がします。「気がします」なのはビデオで確認できてないからで。勘違いの可能性も否定できません。あと、練習も足りないからついつい昔の滑りになってしまうこともあります。

それでも切替直後からじわっと圧をかけはじめるこるようにしたら急斜面でもターンが描けるようになり、アイスバーンでもジャガイモみたいなのが転がっていても、今までよりずっと安定していて怖さもなくなりました。なので、客観的な確認は来シーズンに持ち越しですが、良くなった気がします。

忘れないようにもう少し書くと、前のターンの反動で1度上に抜いてから圧をかけ直していたのを、切替後に上に抜かずにいきなり圧をかけ始められるようになってきたので、たぶん正解だと思う。


これくらいが振り返ってみてよかったところです。収穫4は、収穫1〜3をやってたら結果的についてきた感じです。

最初の方に書いた通り、やまほどある反省点は別のエントリに書きます。


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